雪の少ない宮津。「ぶりしゃぶ」ご案内。
~丹後の宮津ゆかりの伝説、公演のご案内~
皆様よくご存じの安寿と厨子王の物語、森鴎外の小説「山椒太夫」は、宮津市丹後由良地区が舞台です。
鴎外は、説教節にその原典を得ながら、かなり創作を施しているといわれています。
丹後由良に残る昔からの綴じ本にある名は、山椒太夫ではなく三荘太夫です。
由良、神崎、大川の三つの荘を有していたので三荘太夫と称したと伝えられております。
さて、この伝説の物語が二月に前進座により大阪で公演されます。
これまでも前進座で何度か公演されておりますが、この機会に丹後の宮津ゆかりの伝説を
ご覧頂きたくご案内申し上げます。
記
芸術祭優秀賞受賞作品「さんしょう太夫」~説教節より~
公演期日 2010年2月11日~20日
開演時間 昼の部 11時30分、夜の部 16時。
場所 大阪 日本橋 【国立文楽劇場】
料金 1等席8,500円、2等席6,000円
申込、問合せ先 前進座 ・大阪営業所 06-6631-3273
※詳細は、前進座ホームページをご覧下さい http://www.zenshinza.com/index2.htm
明けましておめでとうございます。2010年元旦。
初雪!
ろう梅の咲く季節になりました!
11月6日、いよいよ冬の味覚の王者・松葉がにの季節です
秋の星空鑑賞へご案内
宮津は星がきれいな町です(全国2位)[:にかっ:][:星:]。宮津の旅館組合では、10月31日~11月3日の4日間、
満天の星空鑑賞のためのスターライトバスを運行します[:星:]。ご案内は無料ですが、
先着順20名様までのご案内となっています。お早めにお申込下さいませ。
宮津19時45分発、天橋立19時55分発。海と星の見える丘公園からの星空鑑賞となつています。
能「丹後物狂」は、いよいよ10月24日上演です。
当館のホームページ、What`s newでもご紹介していますが、
世阿弥の名作、能「丹後物狂」は、いよいよ10月24日、
物語の舞台となつた、天橋立の地、智恩寺文殊堂で上演されます。
シテは二十六世観世宗家、観世清和氏、
子方はご子息の観世三郎太さんが演じます。
S席はすでに売り切れましたが、
一般席(前売り5,000円。当日6,000円)はまだ残席があります。
能のフアンの方は、どうぞお見逃し無く。お越しをお待ちいたしております。
小町の湯の庭の萩の花がきれいに咲いています。
当館、小町の湯のお庭の萩の花が今、見頃。
入浴中のお客様の目を楽しませています。
城下町宮津七万石・和火(やわらび)2009
宮津は海に開いた城下町です。細川藤孝、忠興が1,580年海岸に城を築いたのが始まりです。
10月9日~11日に開催された「城下町宮津七万石・和火(やわらび)2009」は、今年で3年目の
市民の手づくりイベントです。私もボランティアの一人として点火などに参加しました。
宮津の町なかの11ケ寺を中心とした寺町周辺を竹やペットボトルなど8,000個の燈籠でライトアップ。
各寺院や旧三上家住宅での郷土芸能や演奏会などの催しを楽しみながら町なかを散策いただきました。
宮津の味覚を味わう模擬店も賑いました。ご宿泊のお客様にも雰囲気がよく、きれいと大変好評でした。
当館も和火(やわらび)2009に協賛し、玄関前にペットボトルの灯りをともし雰囲気を盛り上げました。
これからも和火(やわらび)の灯りが、もっともっと町なかに広がることを願っています。
当館の招き猫
当館の招き猫「てくちゃん」
当館には「てくちゃん」という名前の猫がおります[:ねこ:]
「てくちゃん」は、迷い猫でした。
主人が夕方に近くの道を歩いている時、主人の前をよちよちと可愛い子猫が歩いているのを見て、「おや? どこで飼っている子猫だろうか」と思ったそうです。
それが、20時過ぎに夕食に自宅に戻ったとき、我が家の居間のテレビの上にいたので大変驚きました[:ぎょ:]
恐らくどこかの隙間から入り込んできたのでしょう[:しょぼん:]
第一印象はパンダみたいな顔の子やなぁというところでした[:パンダ:]
当時、私共ではイングリッシュセッターを飼っていましたが、後からやってきたのにメチャクチャ気の強い女の子? の「てくちゃん」は、十倍以上も大きい相手にいきなりネコパンチ[:パンチ:]をくらわせたりとものすごい存在感をみせつけました。
猫は、館内やお庭など、どこでも気ままに歩き回る上、障子や襖に爪を立てないとも限らず、またお客様相手の商売ですので不都合なことも、多々あるかもしれないということで飼うことはタブーと考えておりました。
突然入り込んできた子猫は、躾がきちっと出来ている様子から、どこかの飼い猫だと判断し、飼い主が探しているだろうからしばらく預かる事としましたが、我が家の居心地が良かったのか、勝手に終の棲家と決め込んで今に至っております[:にかっ:]
「てくちゃん」が来て、もう13年ほどになります。
出し巻きやお造りのきれはしを、毎日もらう日々、彼女なりに思うところがあるのでしょうか、お客様がおいでになると そそくさとお玄関にでていったり、「おかえりです」と係りやフロントの声を聞くと走って出て行ったりなど気まぐれではありますが姿をみせたりいたします[:にこっ:]
猫ぎらいな方もおられるので心配しておりましたが、「てくちゃん」を見て癒されるというお客様が多く、いつのまにか当館での市民権? を得てしまいました[:チョキ:]
私共の大女将(おばあちゃん)も「てくちゃん」に癒されている一人です[:love:]
また「ファンなんです」と言ってくださるお客様も何人もおられます[:にかっ:]。
今では「てくちゃん」は、私共の「招き猫」でございます。
当館のお庭、広縁などで日向ぼっこをしたり、時にはしっかりと自分のテリトリーの見回りにでていったりと、彼女なりにスケジュールがあるようです[:にひひ:]
気まぐれな猫の事ですから、お客様の前に姿を見せない日もありますが、私共の招き猫「てくちゃん」の紹介をさせて頂きました[:にかっ:]
よろしくお願いいたします[:にこっ:]
女将 茶谷 瞳
※てくは、平成30年11月3日朝、永眠いたしました。
てくを可愛がって下さった皆様、長年お世話になりまして、ありがとうございました。